ケモタキシス研究用カルチャーチャンバー ケモタキセル
細胞間反応研究用カルチャーチャンバー インターセル

ケモタキセルは細胞の走化性研究用に、インターセルは細胞間研究や外部刺激に対する細胞挙動研究用に使用するカルチャーチャンバーです。

◎ ケモタキセル・インターセル共通の特長

  1. クラボウ社の製品です。
  2. メンブレンをセットする作業が不必要です。
  3. 一度に多数の検体のテストが行えます。
  4. マルチウェルに吊り下げる方式ですので、培養中に細胞を傷つけません。
  5. 従来の専用チャンバーに比べて低価格です。
  6. 滅菌済み包装です。

 

◎ ケモタキセルの特長

  1. ケモタキセルのまま固定化、染色が可能です。
  2. 専用膜カッターで簡単にメンブランをケモタキセルから取り出せます。
  3. ケモタキセル96は6チャンバー連結タイプのため取り扱いやすく、チャンバーを任意に切り離すことも可能です。
  4. ケモタキセル96は96wellマルチプレートに対応しているため、多検体研究に適しており、細胞使用量が少なく経済的です。

 

◎ インターセルの特長

  1. 細胞間の相互作用の研究時、細胞同士を非接触で培養できます。
  2. 培養時にインターセルとマルチウェルの間でコンタミが生じません。
  3. 倒立顕微鏡にてメンブラン上の細胞状態が観察できます。(TPタイプ)
  4. マルチウェルとインターセルとの隙間が広いため、培地交換・細胞採取・代謝状態測定のためのピペッティングが簡単にできます。

 

◎ ケモタキセル・インターセルの製品一覧と仕様

品名ケモタキセルケモタキセル96インターセル
タイプCH3-24CH5-24CH8-24CH3-96CH5-96CH8-96STTP
孔径(μm)3583580.450.45
材質フィルターポリカーボネート親水化PTFE
ハウジングポリスチレン
有効面積 (cm2)0.480.040.48
滅菌ガンマー滅菌
入り数(個 /箱)10016100

 

◎ ケモタキセルを用いた実験例

  • ウェル:24wellマルチプレート
  • デバイス:ケモタキセル(5.0μm)
  • 細胞:マウス腹腔由来細胞 1.5 x  106個/mL、300μl/well
  • 培地:RPMI1640、5%FCS
  • 走化性因子:マウス子宮内液 800μl
  • 培養条件:CO2インキュベータ内で2時間
コントロール:遊走した細胞 6個
走化性因子添加:遊走した細胞 30個

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